誰でも、自宅で簡単にできる
「体幹トレーニングの方法」をご紹介します。

トレーニング用のマシンはもちろん、道具も要りません。

必要なのは、
「あなたが、4スタンス理論でどのタイプか」
という事だけです。


タイプがわからない方は、
4スタンス理論のタイプチェック!間違った判別をしない方法と手順とは?
で、ご自分のタイプをチェックしてみてください。



ゴルフの体幹トレーニング!1日たった3分で飛距離アップ!




体幹トレーニングと聞くと、
「アスリートが、特別に行っているトレーニングメニュー」
の様なイメージがありませんか?

全然、そんな特別な事ではないんですよ!

例えばあなたが、
趣味で、ゴルフの打ちっぱなしに行く程度の、
運動不足のサラリーマンだとしても、
確実に効果が現れることでしょう。

なぜなら、
本来自分の持っている能力で、
眠ってしまっている(上手く使われていない)能力を、
引き出せるようになるからです。

1日 5分、いや3分だけでもいいので、
試しに続けてみてください。

次回のゴルフ時には、
スイングスピードが、速くなっているかもしれませんし、
もしかしたら、飛距離が格段にアップしているかもしれません。

それが、本来のあなたなのです!

自分にあった体幹トレーニングを行って、
あなた自身が、持っているパワーを発揮しましょう!

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体幹主導と末端主導の違い

「体幹」とは、
両肩と両股関節を結んだ、いわゆる胴体のことです。
逆に、「末端部」とは、手先や足先などを指します。

末端部が主導してしまうと、
動作にムラが出てしまい、再現性が低下してしまいます。

対して、体幹主導になると、
腕力・筋力だけで、動作するのではなく、
カラダ全体で動けるようになるので、
少ない力でも、大きな出力を得ることができます。


端末志向が自分力を低下させている

腕や手先、脚や足先などにこだわり過ぎてしまうと、
端末志向となり、肝心の体幹部の稼働域がなくなってしまいます。

体幹部が動かなくなると、
出力が低下するため、筋力や勢いで操り始めます。

この状態を続けるのは、非常に危険です!

本来、動かなくてはいけないカラダの動きを
ロックさせて、稼働域を出そうとするため、
関節部に、大きな負担がかかってしまうのです。

カラダが安定しないため、ミスが連発します!

そうすると、
ミスをなくそうとして、練習を増やすため、
さらに、カラダへの負担や、リスクが高まります。


「では、どうすればいいのか …?」

体幹を使ったトレーニングで、
忘れられた「体幹力」を呼び戻すのです。

体幹力は、
カラダ全体でパフォーマンスできるように、
あなた自身が、元々持っている能力なんです!

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4スタンスのタイプで異なる「体幹の動き方の違い」

まず、体幹トレーニングの前に、
4スタンス理論での 4つのタイプ

  • A1タイプ(つま先重心・内側重心・クロスタイプ)
  • A2タイプ(つま先重心・外側重心・パラレルタイプ)
  • B1タイプ(カカト重心・内側重心・パラレルタイプ)
  • B2タイプ(カカト重心・外側重心・クロスタイプ)

タイプ別イラストを、見比べてください。

体幹を使ったトレーニング

一見 同じように見えても、
矢印の方向を見ると、
体幹の捻り方は、大きく異なっていますね。

「身体能力の高さ」とは、
この体幹を、最大限に使える能力のことなんです。


タイプ別「体幹を使ったトレーニング」

それでは、実際に、
「体幹を使ったトレーニング」を行ってみましょう。

自宅でも、簡単にできますので、
少しの時間でもいいので、はじめてみてください。

  1. 長座の姿勢をとります。
    脚を前に投げ出して床に座り、
    カラダの力は抜いて、リラックスします。

    体幹を使ったトレーニング
    実際は、座っているのですが、
    お尻から投げ出した足の裏側で、
    地面に立っている感覚を持つと、なお良いですよ!



  2. 自分のタイプに合った体幹の捻れる方向を参考にして、
    片方のお尻を地面から持ち上げ、前に進みます。

    A1タイプは、みぞおち両膝を意識して、
    矢印のように、カラダを左右にクロスして入れ替えていきます。
    ※ 体幹をしっかり伸ばすことが重要です。
    体幹を使ったトレーニング A1タイプ

    A2タイプは、みぞおち両膝を意識して、
    矢印のように、同側でカラダを入れ替えていきます。
    ※ 体幹をしっかり伸ばすことが重要です。
    体幹を使ったトレーニング A2タイプ

    B1タイプは、両肩両股関節を意識して、
    同側を使い、カラダを押し込むようにして左右入れ替えていきます。
    ※ 体幹をしっかり縮めることが重要です。
    体幹を使ったトレーニング B1タイプ

    B2タイプは、両肩両股関節を意識して、
    肩をクロスさせ押し込むように左右入れ替えていきます。
    ※ 体幹をしっかり縮めることが重要です。
    体幹を使ったトレーニング B2タイプ


リズム感がでてきたら、どんどん前に進めるようになっていきます。
前に進めるようになったら、後ろにも下がってみてください。



どうですか?
なかなか前に進めませんよね!?

私の場合、筋力に頼ろうとして、
力づくで前に進もうとしてしまいましたが、
それでは、意味がありません!

ですので、
前には進まず、その場で動きに慣れる事から行いました。

自分のタイプの矢印のところに、
紐やゴムがあるのをイメージして、
それを伸ばしたり、縮めたりしてみてください。

体幹を使って、
大きく、リズム良く動くのがポイントだと思いました♪

コツは、お尻と足を使って歩くのではなく、
体幹の形を変えて、お尻を前に出すという感覚です。

慣れるてくると、力は抜け始めて、
リズミカルに、前に進めるようになってきましたよ!


スイングのテイクバック時や、フォロースルー時も、
最初のうちは、このイメージを忘れないでください。

体幹の動きを使って、
末端をコントロールする事を、意識するんです。

今まで以上の、スイング可動域が簡単に得られ、
力を入れなくても、
スピードとパワーを安定して発揮できるようになります。


体幹の動きを意識した「体幹ライフ」

普段、腕や脚の筋力を使うことに慣れているので、
体幹の動きを意識することは、少ないと思います。

しかし、
体幹の動きを制御せずに、動けるようになると、
カラダの柔軟性・可動域・出力が、自動的に得られるようになります。


体幹主導で動くというのは、
スポーツをする時だけではありません。

歩いたり、走ったりはもちろん、
階段を登る時や、吊革を持つ時など、
手先だけでなく、体幹の形を変える意識を持ってみてくださいね。

小さなことですが、
ゴルフのスコアアップや、パフォーマンスが向上し、
手軽に、日頃の運動不足の解消にもなりますよ!

けがを未然に防ぐためにも、
是非、日常生活での動作から、
「体幹ライフ」を心がけてみてくださいね♪