『羽毛布団』は、価格や品質がさまざまで、
購入の際も、どれを選んだら良いか 迷ってしまいませんか!?
グースかダックかとか… ダウン率は何%だとか…
かさ高・ダウンパワーって何? ゴールドラベルって何?
この価格差は何?? って感じですよね!
そこで今回は、
羽毛布団を選ぶ際に重要な
品質表示の見分け方と、
品質による価格差を、調べてみました。
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羽毛布団とは
最高級の布団といわれているのが羽毛布団で、
保温性や放温性が高く 暖かいのが特徴です。
使用目的は、掛け布団が主流です。
羽毛布団の特徴
詰めものに、水鳥の羽毛を使用した布団で、
身体にフイットして軽く、
吸湿性・放湿性に富むため、
さわやかな暖かさが特徴のふとんです。
羽毛布団の種類
用途で分けると、主に、
掛け布団・肌掛け布団(ダウンケット、フェザーケット)ですが、
一部敷き布団もあります。
構造(仕立て)で分けると、
平キルト・立体キルト・特殊立体キルトがあり、
ダウンとフェザーの混率割合も、いろいろあります。
また、布団生地も綿・絹・化繊や、
これらの混紡、交織等があります。
使われる季節や用途、目的や予算など
好みによってお選びください。
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かさ高とダウンパワー
重要な品質の1つに、
かさ高とダウンパワーがあります。
「羽毛の種類」と「ダウン率」選ぶ時のポイント!も
ご一読ください。
かさ高
かさ高は、JIS(日本工業規格)で定められた
羽毛の「かさ高性」試験の結果で得られた値で、
「羽毛の膨らむ力の強さ」を数値化したものです。
(羽毛布団の厚みや、羽毛の量のことではありません。)
前処理をした羽毛30gを、
内径29cm 高さ50cmの円筒に、静かに自然落下させて入れ、
120gの荷重用の円盤をのせてから、
2分後に「円筒の底から円盤までの高さ」を測ります。
このテストを、数回繰り返した平均値が「かさ高」となります。
かさ高の数値が大きいほど、
少ない量でもよく膨らむので、
軽くて暖かい羽毛布団となるのです。
ダウンパワー
ダウンパワーは、「羽毛の膨らみ」を数値化したものです。
よい羽毛は「重さあたりの体積が多くたくさんの空気を含む」事で
断熱性を発揮します。
ダウンパワーとは、
ふとんの中での、羽毛1gあたりの体積を基に、
羽毛を評価する新しい評価方法です。
※平成24年4月1日以降、ゴールドラベルの評価基準は、
「かさ高」基準から「ダウンパワー」基準へ変更となりました。
同重量では、体積(膨らみ)の大きな羽毛が、上質な羽毛です。
かさ高(mm) | → | ダウンパワー(cm³/g) |
138mm | → | 340cm³/g |
145mm | → | 350cm³/g |
155mm | → | 380cm³/g |
160mm | → | 390cm³/g |
170mm | → | 410cm³/g |
180mm | → | 430cm³/g |
190mm | → | 460cm³/g |
羽毛品質ラベル
■ダウンパワー(かさ高性)、使用羽毛品質により、
日本羽毛製品協同組合が、
羽毛を以下の「4つのランク」に分類しており、
各ラベルが、羽毛布団を選ぶ際の、
一つの目安となっております。
- ◆プレミアムゴールドラベル
・使用羽毛品質 ★★★★★★
・かさ高性180mm以上
・ダウンパワー440cm³/g以上 - ◆ロイヤルゴールドラベル
・使用羽毛品質 ★★★★★
・かさ高性165mm以上
・ダウンパワー400cm³/g以上 - ◆エクセルゴールドラベル
・使用羽毛品質 ★★★★
・かさ高性145mm以上
・ダウンパワー350cm³/g以上 - ◆ニューゴールドラベル
・使用羽毛品質 ★★★
・かさ高性120mm以上
・ダウンパワー300cm³/g以上
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