パワーストーン・ブレスレットの中でも、
「蝋引き紐」と呼ばれる、「ワックスコード」を使って編んだ、
簡単にできる、オリジナル・ブレスレットの作り方をご紹介します。

蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレット

蝋引き紐の編み方(結び方)

まずは、紐の編み方結び方を、覚える必要がありますが、
決して難しくはありませんので、ご安心ください。

今回は、
1種類の結び方と、その応用の結び方の
たった2種類の編み方で作れる
パワーストーン・ブレスレットの作り方を、ご説明します。


蝋引き紐については、「蝋引き紐とは」をご覧ください。


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平結び

平結び
結び紐の上に、芯にする紐を置き、
左の紐で、4の字を描く様にして、
芯の紐の上から、
右の紐の下をくぐらせます。
平結び
右の紐で、芯の紐の下をくぐらせたら、
左にできた輪に、下から通します。
平結び
左右の紐を、バランス良く互いに引きます。
平結び
①とは逆の要領で、
右の紐で、4の字を描く様にして、
芯の紐の上から、
左の紐の下をくぐらせます。
平結び
②とは逆の要領で、
右の紐で、芯の紐の下をくぐらせたら、
左にできた輪に、下から通して、
互いに引きます。
平結び
①~⑤を、繰り返します。
平結び
更に 数回繰り返すと、
「平結び」の完成です!


ねじり結び

「平結び」は、左右交互に結んでいきますが、
「ねじり結び」は、同じ方向に、繰り返し結んでいくだけです。


左上ねじり結び

「左上ねじり結び」は、
平結びの結び方を、左方向にだけ結んでいきます。

具体的には、
「平結び」の手順①~③を、繰り返します。

左上ねじり結び
結び紐の上に、芯にする紐を置き、
左の紐で、4の字を描く様にして、
芯の紐の上から、
右の紐の下をくぐらせます。
左上ねじり結び
右の紐で、芯の紐の下をくぐらせたら、
左にできた輪に、下から通します。
左上ねじり結び
左右の紐を、バランス良く互いに引きます。
左上ねじり結び
①~③を、繰り返すと、
「左上ねじり結び」の完成です!


右上ねじり結び

「右上ねじり結び」は、平結びの結び方を、
右方向(左ねじり結びとは 逆方向)にだけ結んでいきます。

具体的には、
「平結び」の手順④~⑤を、繰り返します。


そのため、
「左ねじり結び」とは 逆方向のねじれが完成するワケです!


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蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレットの作り方

今回、
手順を追って、作り方をご紹介するのは、
こちらのブレスレットです。
蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレット


準備するもの

【材料】
 ・お好みのパワーストーン
 ・蝋引き紐(ワックスコード)約2m

【道具】
 ・ハサミ
 ・100円ライター


手作りパワーストーン・ブレスレット【材料】


ちなみに、今回使用したのは、

  • ◆水晶(孔雀彫り)10mm × 1
  • ◆水晶(龍彫り)8mm × 2
  • ◆オニキス(龍彫り)8mm × 2
  • ◆ヘマタイト 7mm × 2
  • ◆スモーキークォーツ 6mm × 4
  • ◆ホークスアイ 6mm × 8
  • ◆ロンデル(ゴ-ルド)6mm × 2
  • ◆蝋引き紐(紫)× 約2m

となっています。


蝋引き紐で編むブレスレットの作り方手順

それでは、
作り方の詳細を、手順を追ってご紹介します。

※各写真は、クリックで拡大表示できますが、
 作りながら、携帯で撮影していたので、
 少しボケて見にくい写真もありますが、ご了承ください。


蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレットの作り方

まずは、2重にした蝋引き紐にストーンを通し、
ストーンの配置と、概ねの長さを確認します。

今回は、
ホークスアイ2個を、つなぎに使い、
端から、
[-2-3-2-4-2-3-2-] の様な、
区切りデザインの
ブレスレットを作ります。

つながったストーンの間は、[平結び]で、
離れたストーンの間(「-」の部分)は、
[左上ねじり結び]を行います。

蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレットの作り方

長さは、後で足らなくならない様に、
編む部分の 5~6倍ぐらいの長さの、蝋引き紐で編んでいきます。
(今回は、1m程度の長さの紐で編みました。)

紐の端を、8~10cm程度残した場所から、
[左上ねじり結び]を、5回します。

蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレットの作り方

1つ目(1番端)のストーンをまたがせます。

蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレットの作り方

[平結び]をします。

蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレットの作り方

2つ目のストーンをまたがせたら、
[左上ねじり結び]を、3回します。


蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレットの作り方

次の3つ(3・4・5番目)のストーン間は、
[平結び]をして、
3つ目(5番目)のストーンをまたがせたら、
[左上ねじり結び]を、3回します。

蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレットの作り方

次の2つ(6・7番目)のストーン間は、
[平結び]をして、
2つ目(7番目)のストーンをまたがせたら、
[左上ねじり結び]を、3回します。


蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレットの作り方

同様に、
[平結び]と、[左上ねじり結び]を繰り返して、
全部のストーンを、編んで繋げたら、
蝋引き紐の端を、2~3mm残してカットします。

蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレットの作り方

ゴメンなさい m(_~_)m
ピントがあってませんね(汗)

カットした蝋引き紐の端を、ライターで炙り、
溶けた部分を、ライターの底などで押さえつけます。
(火傷の恐れがありますので、指では押さえないでください。)

これで、本体部分は完成です!

蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレットの作り方

ストーンを編んだ紐の端を、交差させて
[平結び]数回繰り返して留めます。


腕周りの、長さの調整になりますので、
確認しながら、[平結び]の回数を調整してください。

蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレットの作り方

ゴメンなさい m(_~_)m
こちらもピントがあってません(汗)

本体部分の紐の端に、ロンデルを通します。
ロンデルの両端は、[左上ねじり結び]×4回で留めます。

蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレットの作り方

もう一方の端も、同様に行ったら、
本体紐の 余った部分をカットし、
ライターで処理します。

これで、
「蝋引き紐で編んだパワーストーン・ブレスレット」
すべて完成です。

今回は、
両端部分に、「ロンデル」を使用しましたが、
「ストーン」を使用しても良いですし、「結び目だけでのアレンジ」も可能です。


作る時のポイント

最初に、ストーンを通した段階で、
全体の長さや、ストーンの間隔を把握しておくと、
結び目やストーンの配置が、バランス良く仕上がります。


[平結び]と [ねじり結び]の違いは、
結び目の仕上がり(デザイン)だけでなく、
結んだ後の、紐端の方向が異なります。

[平結び]は、同じ方向になりますので、
ストーンをまたいだ紐の方向が、一定に揃います。
対して、
[ねじり結び]は、結んだ分だけ、方向が捻れますので、
ランダムな感じを出す場合にも、使用できます。

[ねじり結び]を使用て、一定に揃えたい場合は、
[右ねじり結び]と[左ねじり結び]を、交互に行う事で、
方向を揃える事も可能です。


編み込む蝋引き紐の長さは、余裕をもった長さで編んでください。
ケチった長さを使って、編んだために、
編み終わる寸前で足りなくなり、何度か痛い目にあった事があります。


工夫次第で 豊富なバリーエーション

いかがでしたか?

このように、
[平結び]と [ねじり結び]のコンビネーションや、
結ぶ回数を工夫して、様々なバリーエーションがつくれます。

結ぶ回数は、デザインだけでなく、長さ調整にもなります。

[芯にする紐]と、[編み込む紐]の色を変えて、
2色にしてみても、いい感じですね!