今や風物詩の一つとなっている、
ボジョレーヌーボー解禁

ここ何年かで、
日本でもすっかり定着した「ボジョレーヌーボー」ですが…

そもそも、ボジョレーヌーボーとは?

ボジョレーヌーボーとは!?賞味期限はいつまで?



ボジョレーヌーボーとは

ボジョレーは、
フランスの、ブルゴーニュ地方南部にある、
ワインの生産地の名称です。

ヌーボーヌーボは、「nouveau」
フランス語で、「新しいもの」という意味です。

ですので、
ボジョレーヌーボーは、
「フランスの、ボジョレー地区でつくられた、新酒の赤ワインです。


厳密には、生産地や原料、
そして、製造法も限定された新酒のみが、
ボジョレーヌーボーと呼ばれます。


毎年、11月の第3木曜日 午前0時に、販売が解禁されます。


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ボージョレーヌーボー醸造法

ボージョレーヌーボーは、
マセラシオン・カルボニックという醸造法で、
急速で発酵させ、短期間でワインに仕上げるために、
ブドウを潰さずに、そのまま発酵させています。

「その年のブドウがどうなのか?」
ボージョレーヌーボーを飲んで、見極めます。


「ボジョレーヌーボー」と「ボージョレヌーボ」

一般的に、
日本で、初めて紹介された発音が、
ボジョレーヌーボーと、
ボジョレーと、「レ」のあとを伸ばすことが、一般的になっています。

しかし、
ボージョレと、「ボ」のあとを伸ばすことの方が、
より近いフランス語の発音です。

そのため、発売元では、
ボージョレヌーボとなっていることの方が、一般的です。


ボージョレーヌーボーをおいしく飲む

ボージョレーヌーボーの味

ボージョレーヌーボーは、
早熟なフレッシュが売りで、好まれています。


フィリップ パカレ   ボジョレー ヴァン ド プリムール 750ml ボジョレーヌーボー2013


一般的なワインより、タンニンが少ないことから、
ワインの、渋みや苦みが少なくて、
まろやかなところに、特徴があり、
独特の清涼感や、爽やかな香りが際立ちます。


ボージョレーヌーボーの温度

通常のワインは、
常温で飲むのが、美味しいと言われていますが、
ボージョレーヌーボーは、
すこし冷やした方が、美味しいですね。

ボージョレーヌーボーは、軽口ワインですので、
室温程度が、ちょうど良いのですが、
室温といっても、ヨーロッパの話ですで、
日本では、冷やした方がおいしい場合が多いです。


10~15℃くらいで飲むと、味がグッと引き締まります。


ワインクーラーがあれば、わかりやすいのですが、
ない場合でも、
「冷蔵庫で1時間程度冷やす」か、
「冷蔵庫で冷やしておいて、飲む20~30分前に出しておく」と、
ちょうどよい加減になります。


ボージョレーヌーボーに合う食べ物

ボージョレーヌーボーは、
新酒ならではの、フレッシュな味わいが魅力のワインです。

赤ワインでも、さっぱりとしているので、
白ワインと合わせるような
白身魚エビイカなどの、魚介類ととても合います。


他におススメなのが、クセの少ないチーズ
さっぱりとした味わいなので、
クリーミーなチーズが良いとされています。

もちろん、
生ハムなどのお肉とも、相性は抜群です。


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ボジョレーヌーボーには賞味期限がある!

ワインは、
「何年も寝かせた方が、深みも出て味わい深くなる」
と、よく言われますが、


ボージョレーヌーボーは、収穫を祝うワインですので、
熟成させて飲むワインではありません。


一般的には、数ヶ月以内に飲んだ方が、
フレッシュさが残り、美味しいとされています。


ヌーボーが、「新しい」と言う意味を指すように、
フレッシュさが持ち味ですで、
飲み頃は、
翌年の3月頃まで(遅くても春まで)が、美味しい時期」と言えます。


贈り物にも最適!

日頃、お世話になっている方などに、
ボージョレーヌーボーと、ワイングラスのセット」
を贈るのもお洒落ですね。


今年は、自宅用プレゼント用
2つを買ってみるのも、いいかもしれませんね。