「上手く投球できないのは、自分がヘタだから…」
と思っていませんか?
もちろん、
原因のひとつには、あてはまるかもしれませんが、
おそらく、もっと重大な原因があるはずです。
それは「握り」、
つまり「ボールのフィット感」です!
「自分あわせて、ドリルした筈のマイボール」が、
実は、自分にあっていないのです。
前回ついに、
封印を解いてしまった「4スタンス ボウリング」(笑)
今回は、
4スタンス ボウリング 第2弾!
『4スタンスのタイプにあったボールの握り方』です!
「ボールを握る」と言いますが、
「しっくりくる握り」とは、
握っている感覚が、ほとんどありません。
そればかりか、
「握らなくても落としません」し、
「抜かなくても、同じタイミングで抜けます!」
そもそも、
握っている感覚がないのですから、力も入らず、
リラックスした状態で構え、スイングできるのです。
「この感覚が、イマイチ理解できない」あなた!
是非とも、ご一読して、参考にしてみてください。
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4スタンスタイプ別 ボールの握り方
過去にも、何度か紹介してきましたが …
4スタンスのタイプによって、
手のひらの「パワーライン」も異なります。
これは、ボウリングに限らず、
「日常での動作」でも、違いがよくわかります。
「スマホの持ち方」「かばんの持ち方」「グラスの持ち方」など、
すべてにおいて、それぞれの特徴が表れます♪
なぜなら、4スタンス理論は、
「スポーツ理論」ではなく、『身体理論』だからです!
タイプ別「パワーライン」
まずは、自分のタイプの「パワーライン」を、
下のイラストで、確認してみましょう!
- 【A1タイプ】
人差し指の第3関節から、小指の付け根 - 【A2タイプ】
指の付け根を、真横に横切る - 【B1タイプ】
親指付け根から、真横に手のひらを横切る - 【B2タイプ】
人差し指付け根から、手のひら下部
Aタイプは「指先側」
Bタイプは「手のひら側」 にありますね。
また、
- 「A1」「B2」は、クロスタイプ
- 「A2」「B1」は、パラレルタイプ
というのも、
このパワーラインから、よくわかりますね♪
タイプによる「ボールの握り方」の違い
では、このパワーラインの違い、
ボールの握り方では、どんな違いがでるのか?
【Aタイプ】
Aタイプは、
指先側で、ボールの丸みを感じるため、
ボールと手のひらの間に、隙間ができます。
A1タイプは、人差し指先端で感じるので、
A2タイプよりも、大きな隙間ができます!
【Bタイプ】
Bタイプは、
手のひら側で、ボールの丸みを感じるため、
ボールと手のひらが、密着します。
B1タイプは、人差し指側で密着し、
B2タイプは、手首に近い小指側ですので、
B1タイプより密着感は増します!
この握りが、自分のタイプと一致した時、
「いい感じ!」「しっくりくる!」となるワケです♪
また、
ボールの重心が、安定するポイントにくるので、
ブレにくく、且つ 安定したパワーを発揮しやすいのです!
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4スタンスタイプによる「ドリル」
ドリルについては、
スパン・サイズ・ピッチ・握り角など、
様々な要因が、巧妙に絡んでくるので、
一概に「これが良い!」とは、言い切れません。
でも、
「4スタンスのタイプによる違い」は、存在するのです。
AタイプとBタイプでは、「スパンの傾向」が真逆にあるのですが、
その他の、ピッチや握り角などについては、
更に、個人差が影響してきますので、
やはり、「トライ and エラー」の繰り返しですね♪
しかし、
「タイプにあったスパン」だけでも、
安定度は、大きく異なってきます!
タイプによる「ドリル(スパン)」
では、その「真逆のスパンの傾向!」とは …
ざっくり、言ってしまうと、
「Aタイプは短めのスパン!Bタイプは長めのスパン!」
といった感じでしょうか。
では、
その違いを、もう少し詳しく見てみましょう。
【Aタイプ】
Aタイプは、
手のひらが先行して、ボールに密着してしまうと、
しなやかに動くはずの、手首の可動域を失ってしまいます。
もちろん、手のひらがボールに付くんですが、
「指先のフィット感」が欲しいので、
長めのスパンは適していません!
【Bタイプ】
Bタイプは、
手のひらのフィット感が得られないと、
グラグラした構えになり、全体的に流れたスイングになってしまいます。
「手のひらのフィット感」が欲しいので、
短めのスパンは適していません!
まとめ
ボウリングは、
「プロとまったく同じ道具」を使用できる、
数少ないスポーツのひとつです!
しかし、これらは、
「自分や状況にあわせる」必要があります!
- 自分にあったドリル(スパン・ピッチ・サイズ・レイアウトなど)
- 自分にあったリスタイ
- レーンにあったボール(表面仕上げ 含)
- アプローチや自分にあったシューズ(ソール・ヒール)
など、たくさん挙げられます。
逆に、これらがあっていなければ、
逆効果というか、本末転倒となりかねません!
本来、道具は、
「自分の動きを助けるもの」であるべきです!
「自分だけにしかない、『自分の感覚!』」を、
重要視して、もっと大切にしましょう!
次回は、
『4スタンスのタイプにあったリスタイの選び方!』の予定です♪
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