「商品陳列博士」こと、
VMDコンサルタント 内藤加奈子先生が手がける
視覚的販売計画による商品陳列のコツ!
『アナタの衝動買いは、全てお店の計算!』という
簡単に物を買わせてしまう「商品陳列テクニック」とは!?
VMDとは
『VMD』= 見た目に 売りやすく 買いやすい
Visual Merchandising の略で、『視覚的販売計画』を意味します。
視覚的販売計画
VMD(視覚的販売計画)は、
1944年に、アメリカで誕生した、経営学の一つ。
日本では、1980年に、
新宿伊勢丹で取り入れられ、大手百貨店に普及しました。
今では、
専門学校などの授業で、接客業を志す者にとって、
重要な学問として、根付いています。
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VMDの概念+独自の理論
歴史あるVMDの概念に、独自の理論を持ち込み、
これまでに、2700以上の店舗を、手がけているそうです。
自転車販売店を、手がけた時には、
「店舗の入り口に、象徴的な商品を置いた」だけで、
売上げ前年対比 240%!
キッシュ専門店では、
「ショーケースの中の、陳列を改造した」だけで、
1か月で、売上げ先月対比 16%アップ
したそうです。
イチオシ商品の陳列
イチオシ商品を、陳列する際は、
「ショーケースの真ん中上段」に置きます。
ショーケースの、真ん中に立った時に、
「一番売りたい物が、視覚的に、一番 目に入りやすい所」に
あった方が、より売れます!
「目線に、一番近い高さ」というのも、ポイントです!
商品広告の配置
商品広告を、読ませたい時は、
一番目につく様に、「商品広告は、商品の左側」に置きます。
「人間の目線は、常に、左上から右下に移動していく!」
という事が、人間工学的に解明されています。
売上げがアップする商品陳列のポイント
売上げをアップさせたいなら、コンビニの陳列をマネしない!
何故なら、
「お客の、買い物に対するスタンスが違う」からです。
「生活に密着した商品」が並ぶコンビニでは、
「すぐ欲しい物」を、買いに行きます。
それに対して、「洋服・雑貨」などは、
「良い物があれば…」というスタンスで、買い物に行きます。
そんな、買う気の少ないお客に、
「いかに衝動買いさせるか!」が、勝負の鍵を握っています。
買わせる確率アップのポイント
- ①とにかく、お店に入ってもらう!
あえて、看板を斜めに向けて、遠くから見ても、わかりやすくする。 - お客様の滞在時間を長くする!
1秒でも長く店内に滞在させて、商品を手に取る確率を、アップさせる。
そのために、什器(陳列棚)を、歩きにくく配置する。
「縦横縦横」に配置したり、
「高い低い高い低い」と、陳列をあえて凸凹にする。 -
買う動機を与えて、衝動買いさせる!
「洋服とアクセサリーとバッグ」とか、
「テーブルと食器とエプロン」の様に、
「コーディネートした商品を、組み合わせで展示」する事によって、
お客に、連想してもらう。
このように、
『コンビニと真逆の陳列』
をする事によって、売上げは、格段にアップします!
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集客率アップの陳列「アイキャッチ」
先生の行った実験、保険の窓口では、
「巨大なぬいぐるみをお店の正面に置いて、その横にパンフレット置いた」
だけで、1か月で集客率 30%アップしています。
この提案では、
入店口で、お客の目線を捉える、インパクトのある物を置く
「アイキャッチ」という手法によって、
立ち止まりやすくする改善を、していました。
仏具店でのアイキャッチ
仏具店では、
「仏像をお店入口の中央に配置して、什器(陳列棚)の向きを変えた」
だけで、売上げが 20%アップ!
サイクリングショップでのアイキャッチ
サイクリングショップ(1F 新品販売 /2F 中古販売)では、
「階段に、1F商品を置いて、通りにくくした」
だけで、売上げが 240%になりました。
内藤先生は、
「プロデュースしにくいお店はない!」
「売上げが下がる事は 絶対に無い!」
と、断言していらっしゃいます。
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