野球にあまり興味がない方でも、
プロ野球の「ドラフト会議」は、ご存知ですよね?!
でも、
この「プロ野球 ドラフト会議のルール」、
野球に詳しい方の中でも、
しっかりと理解している人は、どれぐらいいるのでしょう?
ニュースや新聞などの報道で、ドラフト会議の結果を見ると、
「?」となる事がよくあります。
毎年の様に決まって、「?」となるのですが、
この「?」、いつも同じとは限りません。
要は、
「なんとなくわかっているつもりのドラフト会議のルール」
実は、全然わかっていない …(汗)
でも、それほど困る訳でもないので、
「?」を解決しようとした事も 一度もない ^^;
そこで、今回は重い腰を上げ、
ようやく「?」の解決に至ったワケです!
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プロ野球のドラフト制度「ドラフト会議」
「そもそも、ドラフト会議とは … 」
って、そこからなのっ!?
いえいえ、
実は「そこの部分も ちょっとあやしかった」って事が、
今回、判明してしまったんです。
なので、
まずは、その「ドラフト会議とは?」から …
ドラフト会議とは
プロスポーツリーグにおいて、
各チームに、選手を振り分けるために行う会議のこと。
1936年、NFLにおいて初めて取り入れられ、
日本では、1965年に、初めてプロ野球において取り入れられた。
日本のプロ野球のドラフト制度、
「ドラフト会議」は、正式名称を「新人選手選択会議」といいます。
この「ドラフト会議」は、
日本野球機構によって開催される
「新人選手獲得のために行われる会議」です。
プロ野球 ドラフト会議のルール
さて、次は問題の「ドラフト会議のルール」について d^^
ドラフト会議の結果を見ると …
「4名しか選手指名していない球団もあれば、
別の球団では、10名近くの選手を指名している!」
これは、管理人が「?」となった事のひとつなんです。
- 「指名選手の人数は …?」
- 「指名方法は …?」
- 「選手指名の順番は …?」
など、よくわかってない証拠ですよね!? ^^;
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ドラフト会議で指名できる選手
というワケで、
さっそく「ドラフト会議の詳しいルール」を見ていきましょう♪
まずは、ドラフト会議で指名できる選手についてです。
これがわかっていないと …
「○○選手って、どこの球団にも指名されなかったの?」
「なんであの選手を指名しないの?」ってなっちゃいますから W
「ドラフト会議で指名できる選手」は、以下の様になっています。
- 過去に日本プロ野球の球団に入団したことがない選手のうち、
日本国籍を持っている選手。
もしくは、
日本の中学校・高校とこれに準ずる学校、
大学とこれに準ずる団体の、いずれかに在学した経験を持つ選手。 - 日本の学校に在学中の場合には、
ドラフト会議の翌年、3月卒業見込み選手。
(大学の場合は、4年間在学している選手。)
ドラフト会議の指名方法(指名手順)
いよいよ、指名方法についてです。
ドラフト会議の指名方法は、
指名の1巡目と 2巡目以降で、指名手順が異なります。
■選手指名 1巡目
- 全球団が、指名希望選手を提出し、
指名が重複した場合は、抽選で決定する。
(抽選は「「球団順位の逆順」で行う。) - 抽選に外れた球団は、再度入札を行い、
指名が重複した場合は、再度抽選で決定。
(全球団の指名が確定するまで、これを繰り返す)
■選手指名 2巡目以降
2巡目以降は、ウェーバー方式で行われます。
- 全球団が「選択終了」となるか、
選択された選手が、合計120名に達したところで終了。
ただし、
国内の独立リーグ所属選手や、
外国のプロ野球選手を選択した場合は、その人数に含まない。 - 各球団は、10名まで指名できる。
ただし、
他球団が10名に満たない人数で、選択を終了することにより、
全体で120名に達していない場合は、11人目以降の指名も可能。 - 新人選手選択会議を終了した時点で、
選択された選手が、合計120名に達していない場合、
引き続き、希望球団参加による「育成選手選択会議」を行う。
育成選手ドラフト会議の場合は、
「単純ウェーバー方式」で、指名を行います。
「ウェーバー方式って何?」ってなってません?!
「ウェーバー方式」とは
「球団順位の逆順」で指名を行い、
3巡目の指名は、逆に「球団順位」で行います。
以後、交互に折り返しで指名する方法です。
※「単純ウェーバー方式」は、下位球団より順に指名し、
3巡目以降は、指名順序が折り返しとなります。
さすがに、知ったかぶりだった管理人も、
この「ウェーバー方式」や、
「単純ウェーバー方式」という呼び方は、知りませんでした。
あっ!
ウェーバー方式の「ルール」については、知ってましたよっ!
念のため、誤解のない様に… w
調べてみると、
過去に、高校生と大学生・社会人の新人選択会議を、
分離開催された時期も、数年間ありました。
現在の方法になったのは、2008年からで、
- 高校生と大学生・社会人の新人選択会議を、分離開催から一括開催方式に変更
- 重複選手抽選方式 / 順位順折り返し方式併用
- 育成選手 > 順位順折り返し方式
となっています。
ドラフト会議のルールや、
選手の指名方法が、しっかりわかっていれば、
もっと 違った見方や、楽しみ方ができますよね♪
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