明日のボウリング大会で、
『ストライクを出すコツ』を ご紹介したいと思います。
「来週、ボウリング大会があるんだけど、
ちょっと練習しに行こっかなぁ~」
という方や、
「明日のボウリング大会、ストライクをたくさん出して、
かっこいいとこ見せたいな~」って方にも、
効果的な ストライクを出すコツを教えちゃいます。
是非、今度のボウリング大会で、実践してみてください。
以前に、ご紹介した
『ハウスボールでスコアアップ!「すぐに結果が出せる」目から鱗の方法!』も、
あわせてお読みください。
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ストライクを出すには
ストライクは、1投で10本のピンを全部倒しますが、
ボウリングで 高いスコアを出すためには、有利になります。
それよりも、10本のピンが一瞬にしてなくなると、
「スカッ!」として、超気持ちよくなりますし
日頃の、ストレス解消にもなりますよね!
ボールで倒すピンはたったの4本!
ストライクを出すには、「ポケット」と呼ばれる
ヘッドピン(1番先頭のピン)と、その右隣のピンの間に、
ボールを当てる事が重要です。
実は、ストライクの時に、
ポケットに当たったボールが倒すピンは、
たったの4本(5本の時もあります)だけで、
残りの6本は、ドミノ倒し式に、ピンがピンを倒しているのです。
「まじかぁ~っ!」と思ったアナタ!
こちらの動画で、『ピンに当たったボールの動き』と
『ピン同士で起こるリアクション』を よくご覧ください!
この動画では、5本のピンを ボールが倒していますね!
ボールスピードだけでストライクは出ない!
ドミノ倒し式に、ピンを倒すために、
まずは、「ポケット」にボール当てるのが重要な事は、
理解できましたか?
やたら速いボールスピードで、
力任せに、ストライクを出そうとしている方を、よく見かけます。
勿論、他のいくつかの条件が満たされた上で、
ボールのスピードが速い事は、とても有利ですが、
現段階で、ボールスピードは さほど重要ではありません。
なぜなら、ボールスピードが速いだけでは、
ピンが上のほうへ、跳ね上がってしまうからです。
ドミノ倒し式にピンを倒すためには、
倒れたピンが「横向きに低く」倒れるほうが有利なんです。
ボールの回転もストライクを出す重要な要素!
ボウリングのピンは、実は「一升瓶」ほどの大きさがあり、
1本あたり、約1.5kg程度の重さがあります。
ですので、ピンの上のほうを揺らしても、
形状的に安定していて、なかなか倒れません。
しかし、
倒したピンが、立っているピンの下のほうに当たれば、
足払いの様な状態になって、比較的倒れやすいのです。
むやみに、ボールスピードで、ストライク狙うよりは、
コントロール良く、回転しているボールのほうが、
ストライクの確率は上がります。
なぜなら、回転したボールがピンに当たった場合、
ピンは「横向きに低く」倒れやすいからです。
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コントロールでストライクを出す!
ボールの回転があっても、
コントロールが悪ければ、意味がありません。
まずは、コントロールが最重要です!
「ポケット」の範囲内には、
「100%ストライクになる『あるポイント』」があるのです!
今回、『あるポイント』の詳細は割愛しますが、
少しボウリングに詳しい方なら、誰でも知っている
「パーフェクトストライクになる17.5枚目」
という「ストライクポイント」が存在します。
この「ストライクポイント」に、ボールが当たった場合、
スピードや、回転に関係なく
「100%の確率でストライク」になります!
もちろん、ボールの重さも関係ありません。
極端な話、5才の子供が投げた
軽~い6ポンドの、球速のないへろへろボールでも、
ストライクになってしまうのです。
要は、
「後ろのピンまで、正確にドミノ倒しできるポイント」
という事になりますね。
コントロール良く投げる
そろそろ、
「理屈はわかったから、はやくコツを教えろよ!」
という声が、聞こえてきそうですね!
「いえ… ここまでも、ストライクのコツなんですが(汗)」
では、ここからは
「具体的にどうすれば良いのか?!」
順を追って、みていきましょう。
ボールを投げるコツ!
ボウリングは、「投げる」という表現を使いますが、
動作的には「転がす」のが正しいのです。
(投げるのは「ボール (Ball)」ですが、競技名は「ボウリング (Bowling)」です)
そのためには、「腕力を極力使わない!」ことです。
ボールを落とさないための、「少しの握力」だけで充分です。
では、腕力や筋力を使わずに、どうやって投げるのか?
「ボールの重さ」を利用するのです!
「ボールはおもり」「腕は糸」「肩は支点」に見立てて、
「振り子の原理」で投球します。
コントロール良く投げるコツ!
「振り子運動」で投球するので、力はいりません。
力は、むしろ邪魔になります。
構えた位置から、投げたい方向に、ボールを出すだけです!
「支点となる肩」がブレなければ、
「振り子の原理」ですので、
後ろへ行ったボールは、必ず同じ場所に戻ってきます。
これが、「コントロール」です。
力が入れば、
「支点となる肩」や「糸の役目をする腕」に狂いが生じて、
ボールは、同じ場所に戻って来ません。
そうなんです。
「力でコントロールする」のではなくて、
「力でコントロールを乱さない!」ことが大事なんですよね。
無駄な力を抜く事によって、コントロールは良くなります!
狙うのはピンではない!
ボールを投げる時、
ピンを狙って投げている方も、多いと思います。
倒す標的はピンですが、
もう少し近い所を狙って投げましょう。
射撃の場合ですと、
遠い標的の的を狙うために、銃口のポイントを揃えて、
狙いを定めている事は、ご存じですよね。
ボウリングのレーンには、ピンまでの距離の約1/4の場所に
「スパット」という三角形の目印があります。
「スパット」は、等間隔に全部で7つあるのですが、
右利きの場合、
右から2つ目の「2番スパット」を狙ってください。
(左利きの場合は、左から2つ目のスパットになります。)
※もし、ヘッドピンに当たりにくい場合は、「3番スパット」に変えてみてください。
立つ場所(構える場所)を把握する!
投球する時に、ボールを持って構える場所は、
毎回、適当ではありませんか?
正確に、コントロールするには、
立つ場所(構える場所)を、把握する必要があります。
レーン手前のアプローチには、
等間隔で、ドットのマークがあります。
このドットは、必ず 板目5枚毎にマークしてあります。
(スパットも同様に、板目5枚毎にあります。)
このドットを目安に、
「1番右のドットの位置」とか、
「1番目と2番目のちょうど中間」とか
立っている位置を、はっきりと把握してください。
ストライクを出すために調整する!
まず、適当な場所(把握しておく)に立ち、
「2番スパット」を狙って、投球してみます。
『ポケットよりも右に当たった場合は、立ち位置を右に!』
『ポケットよりも左に当たった場合は、立ち位置を左に!』
移動して、調整します。
この調整を、繰り返し行えば、
ポケットに、ボールを当てる事ができます。
しかも、何度でも繰り返して、ポケットヒットします!
(ただし、「狙ったスパットを通れば」ですが…)
ストライクの応用でスペアも取れる!
ストライクを出すための、
ポケットへ調整するコツがわかったら、
同様に、スペアだって取れてしまいます!
簡単ですので、
ついでに、その調整のコツも教えちゃいますね!
スペアを取るために調整する!
ポケットヒットするための、立ち位置がわかったら、
それを利用して、スペアも取りやすくなります!
スペアを取るために、狙うべきピンは、
ヘッドピンの何本「右」または「左」か?
1本当たり、立ち位置を「3枚」
狙うピンの位置の、逆方向に移動します。
- 1本ならば 3枚
- 2本ならば 6枚
- 3本ならば 9枚
となります。
例:⑥ピン(ヘッドピンの2本右)の場合、立ち位置を 左に6枚移動します。
ただし、⑩ピン(1番右端のピン)の場合だけは、
「3番スパット」か「4番スパット」を狙って、
対角線上のラインで、スペアします。
この場合も、
立ち位置を把握して、投球したら、
ボールの行き先によって、立ち位置を調整してくださいね。
まとめ
- ストライクを出すコツは、
コントロール重視で「ポケット」にヒットさせる! - スピードは必要なく、
時には、ピンアクションを邪魔することもある! - コントロール良く投げるには、
力に頼らず、無駄な力を抜いて「振り子運動」を心がける! - 立つ位置を把握して、
スパットを狙う事によって、ポケットへ微調整する! - 狙うスパットを変えずに、
立ち位置調整だけで、当てる場所を自在に変えられる! - ポケット位置から、
3枚・6枚・9枚の立ち位置調整だけで、スペアもとれる!
かなり長くなってしまいましたが、いかがでしたか?
是非、今度のボウリング大会で、実践してみてください。
少しの慣れは必要かもしれませんが …
150~180点程度のスコアなら そんなに遠くありませんよ♪
100~140点ぐらいの スコアの方であれば、
実践できれば、必ず成果が実感できるはずです!
半信半疑で、17枚目を通す様に投げると100%ストライクが出る。
フックもカーブも不要。驚きました。
コメントありがとうございます。
記事内容の様に、パーフェクトストライクのポイントにヒットすれば、
もちろん100%の確率でストライクになります。
しかし、狙って投げたとしても、
杉ちゃんさんの様にヒットさせるのは、なかなか難しいかもしれませんね。
おそらく素質と才能をお持ちだと思いますので、
さらに、ボウリングの面白さを追求してみてはいかがでしょうか!?