先日発表があった『新語・流行語大賞』。
歴代のノミネートされていたが、
選ばれなかった候補語の中でも、
過去の「流行語大賞に値する言葉」が、たくさんありました。
その「素晴らしい言葉」を「裏流行語大賞」として、
歴代の裏流行語大賞を、一覧にしてみました!
流行語
そもそも「流行語」は
お笑い芸人でいうところの「一発屋」的なイメージが強いので、
その年に世間に認知され、翌年(2~3年程度)で消えている事が多いです。
「その言葉はその時代を象徴している」のですから 当然です。
しかし、一時の「流行語」にとどまらず、
「定着した言葉」として残っている「新語・流行語」もたくさんあります。
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新語と流行語
近年では、
芸人のギャグが『新語・流行語大賞』に選ばれる事も少なくありませんが、
「ギャグとともに消える芸人」と「ギャグから独立して生き残る芸人」がいるのと似ていると思います。
すこし強引ですが、
前者は「流行語」、後者は「新語」と言えるのではないでしょうか?
流行語は旬を過ぎてしまうと「死語」となります。
対して 新語は 時の経過とともに「言葉」として認知され、
なかには辞書に記載されるような「言葉」も少なくありません。
新語はそれ以降も すっかり定着している感が強いのではないでしょうか?
大きく分類すると 流行語と新語は同じ部類に入りますが、
その部類の中では まったくの対局に位置づけられます。
流行り言葉ですので 当然「流行語」のほうがインパクトはありますが、
言葉の完成度では 圧倒的に「新語」のほうに歩があると思います。
この2つを『新語・流行語大賞』として同じ土俵で評価せず、
是非とも「新語部門」と「流行語部門」に分けて選出して欲しいものです。
そこで、2004年~2013年までの10年間を対象に、
「流行語大賞に選ばれなかったノミネート候補語」から
『新語(その後も根付いている「言葉」)』という観点で、
『裏 流行語大賞』というか『流行語 裏大賞』として選出して一覧にしてみました。
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歴代【裏 流行語大賞】一覧 [2004~2013年]
2004年
[セレブ] [韓流] [ダメ出し] [アキバ系] [ニート] [オレ流] [ライブドア]
2005年
[iPod] [鬼嫁] [郵政民営化] [ヒルズ族] [メイドカフェ] [ネット心中]
2006年
[YouTube] [アンチエイジング] [メタボ] [ググる] [勝ち組・負け組] [数独]
2007年
[デトックス] [炎上] [格差婚] [KY] [闇サイト] [ネットカフェ難民] [干物女]
2008年
[婚活] [ゆるキャラ] [おバカキャラ] [糖質ゼロ] [ゆとり世代・脱ゆとり教育] [ねじれ国会]
2009年
[女子力] [政権交代] [裁判員裁判] [エコポイント] [侍ジャパン] [家電芸人]
2010年
[パワースポット] [iPad] [ガラケー] [3D] [もってる] [東京スカイツリー] [年金パラサイト]
2011年
[ソーシャルメディア] [タブレット] [東北魂] [おねえキャラ] [地デジ難民]
2012年
[いいね!] [美魔女] [原発ゼロ] [体幹トレ] [ロングブレスダイエット] [タニタ食堂]
2013年
[美文字] [弾丸登山] [ネット選挙] [パズドラ] [あまロス] [ビッグダディ]
『新語・流行語大賞』は
「現代用語の基礎知識」の最新年版に収録された言葉の中から選ばれますが、
2014年版には「流行語大賞30周年」という別冊付録がつき、歴代の受賞語を振り返ることができます。
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